紀伊半島の環境保と地域持続性ネットワーク 紀伊・環境保全&持続性研究所(三重県津市)
連絡先:kiikankyo@zc.ztv.ne.jp 
ホーム メールマガジン リンク集 サイトマップ 更新情報 研究所

 
 身近な「ため池」とその周辺にいるトンボ達(イトトンボを除く)  

 ため池の調査の折りに撮影したトンボの写真を、逐次掲載していきたい。相手は飛んで逃げる小さな虫なので、撮影は結構むずかしく、人に見せられるような写真はなかなか撮れない。そこが、また、生物写真の面白さかもしれない。掲載した写真は、いずれも三重県津市にあるため池とその周辺で観察されたトンボの種類(イトトンボ類は別ページ)である。

 2007年に津市のため池5ヶ所で定期的に調査した結果、イトトンボ類を含めて34種を確認した。そのうち、28種の写真を本ホームページに掲載したが、写真が無いのは次の6種(オニヤンマ、ムカシヤンマ、コヤマトンボ、オナガサナエ、ヤマサナエ、クロイトトンボ)だ。なお、ムスジイトトンボ、オオカワトンボ、ムカシヤンマについては、同定も含めて更に精査する必要があり、今後も引き続いて調査を行う予定にしている。

 2008年の4月から5月にかけて上記のため池で調査したところ、新たに、シオヤトンボ、ホソミオツネントンボ、サラサヤンマが観察され、種数は37種となった。今回、シオヤトンボ、ヤマサナエ、クロイトトンボ、ホソミオツネントンボ、ムカシヤンマの写真を付け加えた。

 その後、2008年秋まで上記の他に1ヶ所を加え、計6ヶ所で調査したところ、新たに観察したトンボ類、イトトンボ類はタイワンウチワヤンマ、コノシメトンボ、セスジイトトンボで、総計40種となった。

 様々な環境条件にあるため池とその周辺でトンボの種類を調査することによって、トンボを生物指標としてため池と周辺環境を含めた環境評価を行うことができる。

 (写真をクリックすると拡大します)
イトトンボ類は
こちら
シオカラトンボ オオシオカラトンボ コフキトンボ
シオカラトンボ♂
トンボ科
2007.7.5撮影
オオシオカラトンボ♂
トンボ科
2007.7.17撮影
コフキトンボ
トンボ科
2007.7.12撮影
シオヤトンボ♂
トンボ科
2008.4.23撮影
ハラビロトンボ コシアキトンボ 産卵中のコシアキトンボ ショウジョウトンボ ノシメトンボ
ハラビロトンボ
トンボ科
2007.6.19撮影
コシアキトンボ♂
トンボ科
2007.7.5撮影
コシアキトンボ(♀)
産卵中
2007.7.9撮影
ショウジョウトンボ
トンボ科
2007.7.9撮影
ノシメトンボ
トンボ科
2007.7.9撮影
マユタテアカネ マイコアカネ ナツアカネ
マユタテアカネ
トンボ科
2007.7.9撮影
マイコアカネ
トンボ科
2007.8.1撮影
ヒメアカネ
トンボ科
2007.8.28撮影
ナツアカネ
トンボ科
2007.8.9撮影
アキアカネ
トンボ科
2007.10.17撮影
ミヤマアカネ
ウスバキトンボ
ミヤマアカネ
トンボ科
2007.7.18撮影
リスアカネ
トンボ科
2007.9.12撮影
ウスバキトンボ
トンボ科
2007.7.17撮影
ヤマサナエ♀
サナエトンボ科
2008.5.13撮影
ギンヤンマ
ヤンマ科
2007.9.12撮影
ウチワヤンマ
ハグロトンボ
ウチワヤンマ
サナエトンボ科
2007.7.12撮影
ムカシヤンマ
ムカシヤンマ科
2008.5.27撮影
ハグロトンボ
カワトンボ科
2007.7.18撮影
オオカワトンボ
カワトンボ科
2008.4.22撮影
チョウトンボ
トンボ科
2007.8.1撮影
タイワンウチワヤンマ
サナエトンボ科
2008.7.23撮影
サラサヤンマ
ヤンマ科
2008.7.23撮影
コノシメトンボ
トンボ科
2008.7.31撮影

「ため池の観察」へ
「ため池の環境を保全し、その価値を見直す」へ
「ため池を保全し、楽しむ」へ
「身近な「ため池」とその周辺に何種類のトンボがいますか?」へ
「紀伊半島のトンボのレッドリスト」へ
「ため池データベース(三重県津市分)」へ
「ホーム」へ